しまった!またブログ更新するの忘れてた。。
さっき来られたお客さんに指摘されて、気が付きました。
月曜更新、頑張ります。
今回は旅行記は休みにしました。
ブログネタが溜まってきたので、それも出していかないと時期的なズレが出来てきちゃって。。
久しぶに日本画レッスンシリーズです。
11月くらいに描いたカニです。基本に帰ろうと練習したものです。
上は和紙にグレーな下地を塗ってから骨描きしたものです。
下はさらに黄土色で下地を塗って、モチーフに胡粉を塗り、影に薄墨を塗りました。
実際はこんな小さな紙です。
パネルに紙を貼るのを失敗して、テープいっぱい貼ってます。
黒っぽい岩絵具を重ねました。
さらに上から胡粉や赤など重ねてます。
リアルに見せたい訳では無く、日本画っぽい色を模索してます。
完成しました。
小さく描き過ぎて難しかったです。まだまだ日本画の彩色に慣れないまま、年賀状制作に入ったのでした。
カニの写真では今ひとつ面白く無いのでもう一つの制作過程を紹介します。
今後、たまに載せようと思ってる、題して「タトゥーデザイン制作過程」です。
どうやってお客さんのデザインを描いてるかがわかります。
頂いたオーダーは雷神です。
背景ありの和彫りです。
女性の方で太ももです。脇腹から足の付け根まで以前に鳳凰を入れた方で、それに繋がっていきます。
打ち合わせの時に撮った足の写真の上から、構図を考えます。
正面から見ても雷神の顔が見える様に配置しました。
鳳凰の尻尾が上から迫ってて縦が短いので、雷神を少し上から見て足が伸びて無い構図で考えます。
いつも雷神などは迫力を出す為、顔が小さくならない様に足は曲げてます。
実際はもっと何枚も描いたんですが、このポーズに決めました。
ちゃんと骨格から身体描いて服を着せてます。
色鉛筆を使っているのは、消しゴムで汚くならない様に、薄い色から段々と濃い色に変えて描いてるんです。
太鼓は背景の中に後で描きます。
和彫りは普通はシンプルで平面的なのが基本ですが、風などを意識して髪や服をなびかせてます。
完成直前の絵です。
帯などのデザインをウネウネさせて拘っちゃいました。バチの持ち方も短剣の様にして勢いを出してます。
実際に彫ったものはだいぶ先にブログに登場します。お楽しみに。
タトゥー
トラです。まだ途中です。
新しいお客さん、ファーストタトゥーでした。
今後は周りに色々入れていくそうで、繋ぎやすい様に輪郭は曖昧にしてます。
ありがとうございました。
レタリング、完成しました。
外仕事の方で日焼けがすごくて、夏の間はお休みしてた方です。
「平和」です。英語じゃ無いのが面白いです。
飛び出してくる文字に拘りました。
ありがとうございました。
カメレオンと月です。
持ち込みデザインがこんな感じの物で、オリジナルなアレンジをさせてもらったんですが、カメレオンと月の重なり具合がこれしか無い感じで、元ネタと同じ構図になりました。
ありがとうございました。
般若と能面、続きです。
能面、薄い黒で彫った直後の写真はだいたい赤みを帯びてますが、これはわざとセピア色っぽい色を塗ってます。
にこやかな表情ですが、本人から見ると怒った顔に見えるんです。
お札を折って上下からみると印刷されてる顔の表情が変わるのと同じです。
能面も本来そういう意図で作られてて、同じ効果が出るところがタトゥーの面白いところです。
ありがとうございました。
天使です。
これも持ち込みデザインのアレンジです。
制限がある、ワンポイントタトゥーのデザインはとても難しいです。。
なぜ2人なのかとかの理由は教えてくれなかったので、余計に難しいです。
ありがとうございました。
花魁、続きです。
何度も登場するので、今回は寝たまま撮ってみました。。
腰あたりの帯など、重点をおいて進めました。
よく見ると、帯に金魚がいますよ。
金魚の滝登りです。。
ありがとうございました。
天使、ミカエル、スタートです。
こちらもファーストタトゥーの方です。
雷神の説明でもあった様に、小さな人物になると見栄えが悪いので、足を切った構図です。
上の十字架は無くしたかったんですが、そこは入れて欲しいとの事でした。
実際にあるドイツの彫刻がモチーフなんですが、理想の構図の写真が無いので、想像で描きました。
雲の切れ目からの光の表現が、レベル高くて。。
自分に厳しいストイックなデザインですが、頑張ります。
ありがとうございました。