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7/07/2025

龍,曼荼羅,バラ,背景,トラ,ヤタガラス

 いやいや暑いすねえ。

今日はシャトレーゼに行ってきました。



アートな講義シリーズへようこそ。

たまーにだけど、美術館とか行った時の写真から、皆さんにもお裾分け的な感じで解説させて頂いています。

前回のキース・ヘリング展からの第四弾です。

今回もいっぱい写真を撮ってきたし、思い入れが強くてブログの文章が多くなりそうで、面倒だなあーって思ってたら、半年も経ってしまいました。

1月に行ったミュシャ展から、アルフォンス・ミュシャを紹介します。



日本で人気のアーティストなので知ってる方もいると思います。

1860年、チェコ生まれの男性です。

若い頃は美術大学などで絵画を勉強してました。



その後は本の挿絵を描く仕事をしてました。

木版画が多かったみたいです。

挿絵はただ絵が上手いだけではダメだと思います。構図などのデザイン性が大事だと思われます。
この仕事でデザインのセンスを磨いたと思われます。才能が開花して挿絵作家としての知名度も上がりました。

その後さらにレベルの高い、広告メディア、ポスター制作の仕事に着きます。



しばらくするとラッキーで大きな仕事が舞い込みます。

大女優の舞台のポスターを手掛けることでした。

それまでの舞台ポスターとはまるで次元の違う、凄く芸術性の高い作品を発表するとまた大注目されます。



とても美しい作品を次々と描きました。

当時の大流行の芸術様式であるアール・ヌーヴォーを見事に取り入れ、そのデザイン性の高さから、アール・ヌーヴォーといえばミュシャ、という地位を確立しました。

アール・ヌーヴォーは僕の過去のブログを参考にしてください。



色彩センスも抜群です。

これが100年前の作品とは思えないくらい素晴らしいです。

アール・ヌーヴォーの説明でも書いてますが、アール・ヌーヴォーは日本の浮世絵に大きく影響されてます。

輪郭線があって平面的な塗り方、草木をバランス良く入れ込むところとか、どことなく日本っぽいでしょ?



世界的にも有名になったミュシャには多くの仕事の依頼が来ました。

画家というより今で言うグラフィックデザイナーとして活躍しました。



切手やお札のデザインまで手掛けてます。

教会のステンドグラスとか色々と。



これも得意な女性モチーフのデザインですが、香水の広告デザインなんです。

当時のミュシャの写真を見たことがありますが、もう大御所なんでモデルさんにポーズを取らせて描いてました。

羨ましいです。。


アール・ヌーヴォー様式で描かれたデザインです。



草のデッサンです。

僕が尊敬する過去の作家さん達はみーんな、こんなスケッチをいっぱい描いてます。

子供の頃は僕も描いてたけど、本当は今もやらないといけないんだろうなあ。。

基本が大事ってことですね。



ジュエリーデザインもやってます。

この頃からグラフィックデザイナーでは無く、画家として活躍したいという願望が湧いてきたようです。



アメリカに渡り、雑誌の表紙を描く仕事などをしました。

タッチが昔のミュシャに戻りつつあります。

この頃には祖国、チェコの為の絵を描きたいという願望が湧いてきます。



1917年に描かれた「チェコの心」です。

写真を撮る僕の手が写り込んでますが。。

チェコの民族衣装を着て、チェコを象徴する花を付けた女性。

下に書いてある文字は「チェコの心を支えるすべての人々へ」と書かれてます。

晩年、チェコに戻ると自身やチェコのルーツのスラブ民族をテーマにした作品を描く様になります。

表舞台から去り16年かけてデカイ絵を20枚描きます。「スラブ叙事詩」です。

1939年、ナチスドイツが侵攻してきて、ミュシャは捕まり厳しい尋問を受けました。

その年でミュシャは亡くなられました。。

切ない。。




なんだかよくわからない、映像が流れる部屋がありました。

切ない気分の僕は興味が無く、写真だけ撮って退散しました。



出口付近に大きなパネルがあって、プロジェクションマッピングみたいなもので、花びらが流れてました。

一応撮っておくかとこの写真を撮ってたら、学芸員さんに声をかけられました。

よく見たら右から2つ目の絵には人物が描かれて無くて、そこに立って自撮りする為のパネルだそうで、そこに立ってくれと言うんです。

「普段は忙しくてこんな事しないんですよ」とまで言われ、しぶしぶ立ったのが次の写真です。



ミュシャが台無し。。

急に言われて、カメラに目線も送れず笑顔も作れず、反省してます。。

後に2回もここに行ったお客さんは写真を撮られることは無かったそうです。

ありがたく思わないとね。



即売所で買った目録とトランプ。

僕は昔カードマジックにハマってた事があって、バイシクル社のトランプをいっぱい持ってます。

その老舗メーカーのバイシクル社が作ったミュシャの限定トランプ! 買わない理由が無いです。

美術館から帰ったら、滅多に連絡取り合わない友達から連絡が来ました。

ミュシャ展に行かないかとのお誘いでした。

タイミングがいいのか悪いのか。。

でも尊敬するミュシャに呼ばれてたんだろうなとポジティブに受け取りました。



6/30/2025

龍,数字,トライバル,背景,アネモネ,文字,ウツボ,とんぼ

こんばんは。めちゃくちゃ暑いですねえ。。


いつも1日1枚ブログの中の写真からインスタにあげてます。

だいぶ前にあげたアクビちゃんの写真に今イイねをしてくれた人がいました。

誰だろうと見てみたら、なんと作者の吉田すずかさんでした。

これは公認ってことでいいですよね。

ありがたい話でした。



今回はイラストメイキングシリーズです。

着物を着た人物を描くシリーズですが、今回は着物ではありませんが、観音菩薩を描いてみました。

構図を決めるデッサンから下絵をおこしました。



 下絵を描いてる至近距離でネコ先生が見守ってます。


ネコ先生はちょっと前にかなり衰弱しちゃって心配しました。

病院ではもう歳だって話でした。。



今回もデザインを凝っちゃって、背景もデザインしました。

仏教を意識した唐草模様をベースにしてます。



下地を塗ったら紺色で背景を塗ります。



後光からベタ塗りで塗っていきます。



白い衲衣(のうえ)を透けさせたくて、日本画材の胡粉で薄く、何度も重ね塗りをしました。



さらに塗り重ねます。

最後にアウトラインを引いて完成です。

そのせいで漫画みたいになっちゃったんですが、タトゥーデザインとしてのイラストなんでこんなもんかなあ。。


また動画作りました。

データが重いと表示してくれなくて、かなり画質を落としてます。

今回は観音菩薩を描きましたが、次回はもっと頑張ります。



6/23/2025

犬,文字,イラスト,龍,ガネーシャ,般若,桜

今回のブログネタは栄グルメツアーです。

新栄にはまだまだ知らない韓国料理店があって、順番に回ってます。

目星を付けたお店に行ったらなんと、デリバリー専門店でした。。

コロナの時期にそうなったのか、Google mapでは通常営業店にしか見えませんでした。

でもその近くにもう1軒見つけてたのでそちらへ。


金剛山(クンガンサン)さんです。

いかにも昔からあるタイプの韓国料理店で、味は間違いなさそう。



奥に広い店内でしたが、入り口近くに着席。

壁にはびっしりサイン色紙が。



全然知ってる人がいないなあと、よく見たら韓国の有名人のサインが多いです。

夫婦であろう2人の店員さんがいて、まだオープンしたての時間なのでお客さんは居ませんでした。

おばさんに「どうしてここを知ったの?」と聞かれ、全部の韓国料理店をまわってるって答えたら、他の店の様子などを聞かれました。。

優しそうな方でした。


 

突き出しとビールとキムチ。

ちょっと辛い韓国料理はテンションが上がるし、ビールが旨い。

タバコも吸えました。



安定の海鮮チヂミ。



まだ寒い時期だったし、鍋料理を推してるみたいだから4種類の中からどれにするか少し悩みました。

おばさんにも相談しました。辛過ぎないのはどれかなって。



それで牛ホルモン鍋にしました。

それが、、びっくりするくらい辛い。。

やばい、韓国の方からしたらそんなに辛くないのか、話と違う。。



そしてサービスでカクテキを頂きました。

口が死んでて味がわからないけど、さらに口が痛くなりました。。



たまらずドラゴンフルーツのシャーベットとアイスクリームを注文しました。

今日イチの旨さでした。。



なんとお土産に韓国海苔まで頂きました。

いいお店なので次回は焼肉にしようと思います。

いつもと違って行った時の記憶がはっきり覚えてるお店で、そこは僕が大事にしてる事なので結果とても満足しています。

5/26/2025

龍,鶴,バラ,アネモネ,トラ,曼荼羅



今回は栄グルメツアーです。

場所はスタジオのすぐ近く、左側のビルの地下。

正面に見える茶色のビルがスタジオベスパが入ってるビルです。

歩いて1分くらいの場所に新店が出来たので行ってきました。

と言っても、昨年の10月の事なんです。。ブログネタも溜まってて、だいぶ時期がずれちゃってます。




オープンおめでとうございます!ってここは。。

この場所は!昨年8月に栄グルメツアーで紹介した「てっぱん」さんが入ってたテナント、、

老夫婦が営んでたお店が潰れてしまいとても残念です。お気に入りのお店でした。



中に入ると内装はほぼそのままでした。

オープンしたてでお店の方の知り合いのお客さんが多かったです。



カウンターの上には沢山の種類のおばんざいが並んでいます。

注文が入る前から作り置きをしなければいけないので、なんだか大変そう。。

奥の壁のメニューは小さすぎて見えない。。



とりあえずビール。

たまに痛風が痛いので一杯だけ。。



炙り明太子。680円

辛い。美味い。プリン体多し。



どて串。380円

海外の料理屋さんばっかり行ってると、こういうのがたまらないです。



ポテトフライ580円と、ちくわ磯辺揚げ580円。

ちょっと値段は高めに思えるが、作り置きのことを考えると、、美味しいし。



奥のメニューです。




おばんざいを見に行って、美味しそうだった、豚もやしメンマ580円を頼みました。

焼酎か何かの水割りを飲んでます。

絶対うまいと思うんですが、例によって何も味は覚えてません。。



蓮根きんぴら680円です。

きんぴらが680円ってちょっとなあ。。

チューハイ飲んでます。



たぶん、鶏はらみ鉄板焼き1280円です。

梅酒かな。

感想としてまた来たいかどうかを毎回考え、それだけは覚えています。

このお店はまた来たいと思いました。

それから今まで2度目の訪店はしてません。

どうしても刺激を求めてしまう性格なので、そういういう意味ではまったく刺激は無く、安定安心のお店です。

潰れる前にまた行きたいと思います。


5/05/2025

王冠,龍,太陽,犬,ペンダント,ヘビ,ハート,アネモネ

 ゴールデンウィークですねえ。

わりと気候もいいし、出かける方も多いですねえ。

栄の夜も人だらけです。

みんなどこへ行くんだろう。

僕が行くレストランはだいたい空いてます。


という事で今回は栄グルメツアーです。

しばらく韓国料理屋さんばかり行ってましたが、本当はタイ料理とかベトナム料理の方が好きなんですが、事情があって行けてませんでした。

今回は久しぶりのベトナム料理。しかも新店です。

スタジオ近くの怪しめなビルの2階にお目当ての店があります。



右は女性用の無料案内所。

その隣に入口があります。ベトナムの国旗もあります。

SÂU QUÁN( SOULMATE)-QUÁN VIỆT SAKAE(ベトナム料理 栄)

ソウルメイトさんです。



普通ベトナム料理屋さんっていい意味でチープな雰囲気ですが、こちらはスナックの居抜き物件でラグジュアリーです。

奥にボックス席もありました。

カウンター内に若い女性が2人いて、経営者だそうです。

カウンターに綺麗な女性が1人座ってました。

後で話したら、スタッフの友達でベトナム人だそうです。


友達と2人で行き、サイゴンビールと同じ会社の333(バーバーバー)ビールを注文しました。

ベトナムのビールはすっきり飲みやすいです。



ベトナム料理では珍しい、セットになってるものを頼みました。

生春巻き、揚げ春巻き、焼肉バインホイ 880円

ベトナムでもこんなメニューは無いです。

色々と味わえていいです。

女性スタッフならではの日本風にアレンジした繊細な盛り付けに、ちょっと感動。。


上はソーセージか揚げ春巻きか、、、忘れました。

下は焼きなす豚肉です。

タイ料理屋さんと違って、一皿の量が少ないので色々頼めて楽しいです。



名前からして美味しそうな、レモングラス焼き鳥(780円)です。

レモンの味がする植物で炒めてあります。

タイ料理のトムヤムクンの酸っぱさもレモングラスです。



ケーキみたいなベトナム卵蒸し。

皿が和風なのはご愛嬌。だいたいベトナムのレストランでは器は適当な給食以下のものしか無いから(ゴメンナサイ)日本の皿を使ってるんだと思います。



2杯目は何か忘れました。。たぶんチューハイ。

気さくなスタッフさん達で、僕がベトナム好きだしベトナム語も少し勉強してると言うと、ベトナム語を色々と教えてくれました。

何も覚えて無いけど。。

スタッフさんの1人は最北端のハノイ出身。もう1人は最南端のホーチミン出身です。同じ言葉でも発音が違うらしく、僕が「○○はベトナム語でなんて言うの?」って聞くと、2人が違う言葉を教えるので余計覚えられないんです。。



まだまだ頼みます、海鮮焼きそばです。

タイ料理とかちょっとクセが苦手って方でもベトナム料理は大丈夫ですよ。

フォーとか春巻きでわかる様に基本、薄味で調味料で味変します。

ここの料理はちょっと日本人向き、味変しなくても美味しいです。



焼豚肉バインホイ 1090円

バインホイは米麺を網状に編んだ様なシート状のもので、肉や野菜を挟んで食べます。

ベトナムに行った時にどの店でも常に出てくる謎の葉っぱがここでも登場。

これは何?って聞いたけど忘れちゃいました。。日本語名も知らなかったのかな。



ハノイには無く、ホーチミンへ行った時に美味しくて毎日飲んだベトナムコーヒーの話をしたら、「作れるよ」って出してくれました。

ドリップした濃いコーヒーと練乳を混ぜて氷で冷やします。

まだオープンしたてで、空いた皿やグラスを下げる事は出来なかったけど、美味しいし明るいしスタッフさん達には頑張って欲しいです。

まだ2度目は行けて無いんですが、とてもお気に入りのお店です。