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9/01/2025

ヤタガラス,鬼,ヘビ,レター,時計,レタリング,数字

9月になりましたねえ。

色々とやる事が多いのに思うように進まず、もう今年も4ヶ月かあ。。

ちょっと焦ってきたけど、今日もブログスタートです。




小出しにしておりますが、今回はリトルワールド、続きです。

前回のペルーからインドネシア、バリ島貴族の家にやってきました。



雨もすっかりやんでちょうどいい気候でした。



寺院だと思ってたけど、貴族の家だそうで、こんな立派な家って凄いね。

バリ島伝統の「割れ門」ってやつです。

この間を抜けることで邪気が浄化されるって信じられたみたいです。



中にはさらに門があってバロンの彫刻があります。

バロンは日本でいう獅子です。

伝統的な門は狭い作りが多くて、防犯や邪悪なものから守るような理由があります。

さらにバロンが睨んでる門って、どんだけ警戒心が強いんだろう。

 

そんなに警戒してても、邪悪の塊がポーズしてます。

これは12年前の写真です。

マチコちゃんにバロンもお手上げポーズです。。


ちなみに同じ日の僕。

インドネシアの別の建物の前です。

この頃はデジカメ持ち歩いてました。



ヨーロッパゾーンにやって来ました。

なにかイベントの準備をしてて、噴水のリハーサルなのかな。

お客さんはほとんどいませんでした。



ここで毎回楽しみにしてるのが、左のお店でワインとチーズを楽しむ事です。

それがなんと!お店が無くなってて民族衣装貸し出しスペースになってました。。

ショック! 代わりに右の建物が出来てて、クレープとガレットのお店が出来てました。。

たしかにワインとか売れなかったのかな。。



これが新しいお店。

がっかり過ぎてお店に入る気もおきない。。

通り過ぎました。



また昔の写真です。潰れたお店で過ごす僕。

13年前の写真でした。。



新しく出来たクレープ屋を通り過ぎたのは、すぐ隣にイタリアのピザ、パスタ店があるからでした。

ピザとパスタはイマイチなので頂きませんでした。



赤ワインとジェラート。

贅沢な組み合わせで、贅沢な時間を過ごせました。

つづく。

8/18/2025

ヤタガラス,サンタムエルテ,レタリング,キリン,桜,ユリ

今週はまた暑くなるみたいですねえ。

最近施術以外の作業は集中力が続かないんですよねえ。。暑くて。

そんな感じでダラダラ書いたブログ、スタートです。



今回はイラストメイキングです。

今年は着物を着た和の人物を描いてます。

今回のテーマは平安時代の美人画です。

左は構図を考えている時のスケッチです。ここが一番時間が掛かってます。

右は水彩紙にトレースしてる途中です。



トレースが終わり、色を入れていきます。

下地を塗ってから背景を進めています。



ネコ先生がチェックに来ました。


背景の雲はあまり考えず、適当に塗ってます。。

今回着物に拘ってます。

平安時代に、夏は透ける素材の羽織を着てたみたいで、そんな着物を描くのにアクリル絵の具の青が難易度高くて慎重に進めています。

 

何度も塗り重ねて着物が出来ましたが、ムラが出来てしまいました。。

髪も塗ります。


雲にアウトラインを入れました。

さらにイチョウの葉を重ねた、オリジナルの家紋を金色で塗りました。



細かい髪も描いて出来上がりです。

反省点は色々あるけど、雲を適当に塗ったのが良くなかったなあ。。



またタイムラプス動画を作りました。

7/07/2025

龍,曼荼羅,バラ,背景,トラ,ヤタガラス

 いやいや暑いすねえ。

今日はシャトレーゼに行ってきました。



アートな講義シリーズへようこそ。

たまーにだけど、美術館とか行った時の写真から、皆さんにもお裾分け的な感じで解説させて頂いています。

前回のキース・ヘリング展からの第四弾です。

今回もいっぱい写真を撮ってきたし、思い入れが強くてブログの文章が多くなりそうで、面倒だなあーって思ってたら、半年も経ってしまいました。

1月に行ったミュシャ展から、アルフォンス・ミュシャを紹介します。



日本で人気のアーティストなので知ってる方もいると思います。

1860年、チェコ生まれの男性です。

若い頃は美術大学などで絵画を勉強してました。



その後は本の挿絵を描く仕事をしてました。

木版画が多かったみたいです。

挿絵はただ絵が上手いだけではダメだと思います。構図などのデザイン性が大事だと思われます。
この仕事でデザインのセンスを磨いたと思われます。才能が開花して挿絵作家としての知名度も上がりました。

その後さらにレベルの高い、広告メディア、ポスター制作の仕事に着きます。



しばらくするとラッキーで大きな仕事が舞い込みます。

大女優の舞台のポスターを手掛けることでした。

それまでの舞台ポスターとはまるで次元の違う、凄く芸術性の高い作品を発表するとまた大注目されます。



とても美しい作品を次々と描きました。

当時の大流行の芸術様式であるアール・ヌーヴォーを見事に取り入れ、そのデザイン性の高さから、アール・ヌーヴォーといえばミュシャ、という地位を確立しました。

アール・ヌーヴォーは僕の過去のブログを参考にしてください。



色彩センスも抜群です。

これが100年前の作品とは思えないくらい素晴らしいです。

アール・ヌーヴォーの説明でも書いてますが、アール・ヌーヴォーは日本の浮世絵に大きく影響されてます。

輪郭線があって平面的な塗り方、草木をバランス良く入れ込むところとか、どことなく日本っぽいでしょ?



世界的にも有名になったミュシャには多くの仕事の依頼が来ました。

画家というより今で言うグラフィックデザイナーとして活躍しました。



切手やお札のデザインまで手掛けてます。

教会のステンドグラスとか色々と。



これも得意な女性モチーフのデザインですが、香水の広告デザインなんです。

当時のミュシャの写真を見たことがありますが、もう大御所なんでモデルさんにポーズを取らせて描いてました。

羨ましいです。。


アール・ヌーヴォー様式で描かれたデザインです。



草のデッサンです。

僕が尊敬する過去の作家さん達はみーんな、こんなスケッチをいっぱい描いてます。

子供の頃は僕も描いてたけど、本当は今もやらないといけないんだろうなあ。。

基本が大事ってことですね。



ジュエリーデザインもやってます。

この頃からグラフィックデザイナーでは無く、画家として活躍したいという願望が湧いてきたようです。



アメリカに渡り、雑誌の表紙を描く仕事などをしました。

タッチが昔のミュシャに戻りつつあります。

この頃には祖国、チェコの為の絵を描きたいという願望が湧いてきます。



1917年に描かれた「チェコの心」です。

写真を撮る僕の手が写り込んでますが。。

チェコの民族衣装を着て、チェコを象徴する花を付けた女性。

下に書いてある文字は「チェコの心を支えるすべての人々へ」と書かれてます。

晩年、チェコに戻ると自身やチェコのルーツのスラブ民族をテーマにした作品を描く様になります。

表舞台から去り16年かけてデカイ絵を20枚描きます。「スラブ叙事詩」です。

1939年、ナチスドイツが侵攻してきて、ミュシャは捕まり厳しい尋問を受けました。

その年でミュシャは亡くなられました。。

切ない。。




なんだかよくわからない、映像が流れる部屋がありました。

切ない気分の僕は興味が無く、写真だけ撮って退散しました。



出口付近に大きなパネルがあって、プロジェクションマッピングみたいなもので、花びらが流れてました。

一応撮っておくかとこの写真を撮ってたら、学芸員さんに声をかけられました。

よく見たら右から2つ目の絵には人物が描かれて無くて、そこに立って自撮りする為のパネルだそうで、そこに立ってくれと言うんです。

「普段は忙しくてこんな事しないんですよ」とまで言われ、しぶしぶ立ったのが次の写真です。



ミュシャが台無し。。

急に言われて、カメラに目線も送れず笑顔も作れず、反省してます。。

後に2回もここに行ったお客さんは写真を撮られることは無かったそうです。

ありがたく思わないとね。



即売所で買った目録とトランプ。

僕は昔カードマジックにハマってた事があって、バイシクル社のトランプをいっぱい持ってます。

その老舗メーカーのバイシクル社が作ったミュシャの限定トランプ! 買わない理由が無いです。

美術館から帰ったら、滅多に連絡取り合わない友達から連絡が来ました。

ミュシャ展に行かないかとのお誘いでした。

タイミングがいいのか悪いのか。。

でも尊敬するミュシャに呼ばれてたんだろうなとポジティブに受け取りました。



9/12/2019

ヤタガラス, シカ, バイオ, イーグル, 心臓, 蹄鉄

今日も暑いですねえ。
スコールでも降らないかなあ。。


 まだまだ続きます。
セブ 沖合のカオハガン島に上陸しましたが、狭いビーチに人だらけでちょっとうんざり。
しかし島の奥に伸びてる道があることに、少し経ってから気がつきます。

この島には600人くらいの島民がいて、1991年に定年退職した日本人がこの島を買って住んでるんです。

展示物なのか、木や葉で作られた家が並んでました。
右端の小さな男の子と女の子が、声をかけてきて写真を撮れとピースでポーズしました。
後でお金を請求されるんだろうなと、無視しました。
これがあったせいで、一気に警戒心が強くなりました。


奥へ進むと人が住んでそうな家が並んでます。

電気も水道も無い島を買った日本の方はその後、医療や教育、産業の整備をして島の人達の為に尽くしています。


奥に進むにつれて、段々とスラム感が増していきました。
どこの家も洗濯物とニワトリがいます。

チャペルがありました。

写真ではのどかですが、狭い通路とか怖い感じでした。
観光客も少なくなり、たまに見かける島民は左の方の様に、ダラダラしてるだけ。
しかし南国のスラムとは言え、上半身裸で歩いているのは僕だけでした。。
汗だくだったので。

島は1000万円で買われたそうですが、退職後に新たな土地で新たな人生を送るって、凄いことですよねえ。
しかも人の為に尽くして。。


村なんだけど、日陰は重要なのでこういった木は切って無いですねえ。


ボロボロです。
台風とかも来るだろうに。

小さな島なので反対側の海に出ました。
そこには観光客が来た船だらけ。
こんな岸まで船が来てる!
海を数百メートル歩かされたのは何だったのか。。

帰りに綺麗な建物発見。
すぐ横に座ってたおじさんに「これは何?」と聞いてみたが、指差して何かの単語を発しただけでした。
後で調べたら公民館みたいな多目的ホール。ここで歯の治療したり色々と活動されてます。
座ってたおじさんと喋ったり、ホームレスみたいなおじさんとすれ違う時日本語で「こんにちは」と声を掛けられたりしていく内に、警戒心は薄れていきました。
とても幸せそうで、いい人達でした。
もっと交流を持ちたいと思い始めた頃、船のスタッフがもう帰る時間過ぎてるよと、呼びに来ました。


そして海の中を歩いて船まで戻りました。
島からの帰り、風と足に当たる海水が気持ち良くて寝そうになりました。
自然の中で何もしない時間は、こんなに大事なんだなあと改めて感じました。
カッコつけた写真ですいません。。。


タトゥー
ヤタガラス、完成です。
久しぶりに来てくれました。
写真だと翼が短く見えますが、、

実際は結構大きい。
リアルな感じのヤタガラスでした。

ありがとうございました。


鹿、続きです。
こちらも久しぶり。
腕の桜の幹が鹿の角になっていく予定です。
左側は未定なので、角を入れるのをまだ控えてます。

ありがとうございました。


バイオ、完成しました。
少しづつ足していき7年が経ちました。

最初は龍のカバーアップから始まりました。
彼もたまに海外に行かれるんですが、「ナイスタトゥー」と外人に声を掛けられ見せるそうなんですが、何だかわからないみたいで、その後の外人の反応は微妙だそうです。。

ありがとうございました。


イーグル、続きです。
カラー作品なんですが、力強いトラッドを目指しているので、8割くらいはブラックです。

ありがとうございました。


心臓やピストル、続きです。
こちらも久しぶり、今年初です。
まだピストル部分などやることがあるんです。

ありがとうございました。


馬の蹄鉄です。
トラッドの定番モチーフです。
靴下の中しか隠せない仕事の女性です。

ありがとうございました。